続けるということ 藤原 麻衣

ずっと探していたものがある。
それとは中学の美術の先生の紹介で出会った。そのシンプルさにビビビときた。その簡潔な言葉に惹かれた。簡潔でありながら、心に迫る強い意志を感じる言葉に。
ずっと好きだった。忘れたことはなかった。常に、探し求めていた。しかし時が過ぎゆくにつれ、思い出そうにも思い出せなくなる。探そうにも、手がかりがない。
毎年探してみるものの、中学生のころ、あの先生に紹介されたあのとき以来、再び出会うことはなかった。
ところが最近、CMでそれに似たものを見つけた。急いで検索し、とうとうたどり着いた。
私が探していたのは、「イチハラヒロコ」という現代芸術家だった。
現代芸術家。見つからないわけだ。私が「イチハラヒロコ」のことを知ったのはカレンダーだった。だから、毎年カレンダーが発売される時期になると、カレンダーのコーナーでおぼろげな記憶を頼りに探していた。しかし、「イチハラヒロコ」のカレンダーは大々的に市場に出回ることはなく、美術館や画廊で販売されているものだったのだ。見つかるわけがない。

こういうことがままある。「好きだ」と思ったはずなのに、忘れてしまう。小説、漫画、音楽、芸術作品…。そしてかすかな記憶を頼りに探し求める。たどり着いたものもあれば、いまだたどり着かないものもある。しかし、思い続けていれば、何かがひっかかるだろう。思えば、「イチハラヒロコ」にたどり着くCMを見たのはたった一度、それっきりだ。けれども、思い続けていなければ、CMがひっかからなかっただろう。タイミングが合えば、自ずと見つかるのだ。それが必要な時期に。そう思って、今も、いろいろなものを、なんとなく探している。

ただ「続ける」ということ。それが肝心なのだろう。

プレテスト返却会が行われました   中谷 由利加

本日、プレテストの返却会&オープンスクールが行われ、多くの中学3年生の皆さんにご来校いただきました。プレテストの講評や、今後の傾向と対策、そして学校説明などを皆さん真剣に聞いておられました。その後は、高校の授業を自由に見学していただき、ありのままの信愛の授業を知っていただきました。出席された方の感想には、「私語もなく、真剣に授業を受けていて驚いた」や、「笑いも起こるような授業もあり、楽しそうに感じた」などがあり、有意義なものとなったようで、うれしく思います。

これから受験まで約半年ですが、信愛の大切にしている「真面目にコツコツと!」を続けて、受験までしっかりと準備をしてもらえたらと思います。受験生の皆さん、本日は本当にありがとうございました。そして、今後の受験勉強も頑張ってください。

池内 理香

先日、ブロードウェイ版のミュージカル「コーラスライン」を観劇しました。「コーラスライン」は、劇団四季によって演じられていたり、映画化されていたりしたこともあるミュージカル作品です。かなり有名で人気のあるこの作品を、タイミングが合わず、観る機会がないままだったので、今回は何とか頑張ってチケットを取りました。ブロードウェイ版ということは全て英語のはず、内容が分かるのだろうかと心配でしたが、何と舞台の左右に電光掲示板が用意されていて、そこに字幕が映し出されるようになっていました。

ミュージカルと言えば、豪華なセットが多い中、この作品の舞台にセットされているは鏡だけ。役者たちも稽古場から出てきたような質素なレオタード姿。主役はなく、ブロードウェイのオーディションを舞台にダンサーの個人の過去をミュージカルで表現していくというもの。
それだけに、音楽・歌・演技だけで観客をひきつけなければならないという役者さんたちにとっては難しい作品なのだと思いました。
はじめからラスト直前まで、おさえられた舞台だっただけに、ラストでのラインダンスは圧巻でした。

賢い女性   大谷真以子

先日、テニスの四大大会である全米オープンで日本人の大坂なおみ選手(20)が優勝しました。日本人初の四大大会優勝に日本中が沸き立ちました。

September 8, 2018 – 2018 US Open Women’s Singles Champion Naomi Osaka.

彼女の決勝戦の相手は女子テニス界の女王、アメリカのセリーナ・ウィリアムズ選手。大阪選手の憧れの存在であり、グランドスラム合計優勝回数男女通して現役1位の「テニス界の女王」です。この全米の決勝戦は、彼女にとって昨年の出産を経て現役復帰後初のグランドスラムの優勝がかかった試合でした。

決勝戦での大坂選手のプレーは素晴らしかった。「コートに入ったらセリーナも一選手。憧れの存在であることを意識せず、試合に集中できた」と語ったように、観客がセリーナ選手の優勝を望む完全アウェーの中、冷静沈着、キレのある彼女らしいプレーで相手を圧倒し、優勝を勝ち取りました。一方のセリーナ選手は、思うようなプレーができないいら立ちからラケットを破壊したり、審判に暴言を吐くなど、「女王」らしからぬ言動が多く見られました。優勝トロフィー授与のセレモニーは、セリーナ選手の優勝を願っていた観客らの審判に対するブーイングの嵐に包まれました。大阪選手はセリーナ選手に慰められ少し笑顔は見せたものの、インタビューでは、涙ながらに自分の勝利を観客に謝罪しました。彼女のキャリアの中で最も喜ばしく、輝かしいはずの瞬間なのに…と見ていて悲しくなりました。と同時に、彼女のふるまいは、彼女が真の意味でのチャンピオンであることを証明していることを強く感じ、とても誇らしくなりました。

この件はネット上でも多くの物議を醸しました。試合後、大阪選手はいくつかのアメリカのトークショウやニュース番組に出演し、この件について多くの質問を浴びせられましたが、決勝戦の彼女のプレイ同様、冷静に誠実に(ときおり彼女らしい天然なコメントも交えながら)対応し、その一つひとつに彼女の謙虚さが表れていました(今回の件を大きく報道したいテレビ局側が望んでいたような回答ではなかったでしょう)。その様子を見ていて、いつも校長先生がおっしゃる「賢い女性」とは彼女のような人のことを言うのだな、と思いました。彼女であれば、今後テニス界で輝かしい成績を修め、トップに居続ける存在になっても、後進の選手たちのお手本であり続けてくれるでしょう。これからの大坂選手のさらなる活躍を期待して応援していきたいと思います。

The Ellen DeGeneres Show

 

 

応援合戦

本日より、体育祭で行われるブロック対抗応援合戦の練習がスタートしました。
中高各クラスが、赤・青・黄・緑の4ブロックに分かれ、音楽に合わせて応援歌やパフォーマンスを行います。初回は各ブロック20分ずつの短い練習時間ではありましたが、高2の体育委員さんのパフォーマンス指導のもと、それぞれうまく練習出来たように思います。本番でどのようなパフォーマンスが披露されるのか、今からとても楽しみですね☆今年の体育祭は10月10日(水)です。皆さん、練習頑張りましょう!

実り多い秋となりますように…  木村 宣史

 黙っていても時間は無常に過ぎ去っていきます。夏が終わりました。私が担任をしている高校3年生はこの夏、ほぼ毎日学校に来て勉強に明け暮れる生活をしていました。

 いかに成績を上げるか。この難題に立ち向かった夏でした。個々が自分の中で目標を掲げ、その達成のために尽力しました。

 隙間の時間を有効に活用し、英単語や古文単語、計算テストに社会の暗記と、様々な課題に立ち向かう姿を多く見かけました。だんだん受験生らしくなってきたなと思います。

 緊張感が少しずつ出てきた9月。今日は夏の成果を図るマーク模試の2日目でした。高校3年生の皆さんは思うような手ごたえがあったでしょうか?

 過去を振り返っている時間はありません。(模試の復習・振り返りはするんですよ!) 残りの期間であなたたちはまだまだ伸びます。要は、いかに自分と向き合えるかです。闘う相手は自分の中にいる「弱い自分」です。それに打ち勝つことが必要です。

 「永遠に本番の入試が来ないでほしい!」なんてことを思う日も、これから先にはあるかもしれません。しかし、「その時」は必ずやって来ます。残された時間は全員に平等です。大事なのは使い方。みなさんが悔いのないように頑張ってくれることを願ってやみません。

負けないように枯れないように 森川佳紀

恒例の植物成長日記(柿、びわ、アボカド)を更新したいと思います。

↓↓前回記事↓↓
http://shin-ai.ac.jp/2013/hyakunin01/blog/2018/04/24/森川佳紀-2/

さて、前回のご報告から5ヶ月ほどが過ぎました。
現在の様子はというと・・・。

(柿;300日目)

(びわ;450日目)

実は5月頃から害虫の影響か、柿もびわも枯れかけていました。害虫駆除の効果か、なんとか持ちこたえました!柿もびわも、一時全ての葉が茶色くなるまでになってしまっていました。

これは人間の成長においても同じことが言えると思います。
筋力アップのためには筋肉痛を避けては通れないことや、成長痛などにも通じるところがある気がします。いつまでも順風満帆なことってなかなかないことでしょう。
高校3年生は今日明日で模試を行っていますが、これも同じで、個体差はあるものの、皆筋肉痛を経験しているはずなのです。

ところで、我が家のアボカドはというと、まさに黎明期を迎えています。

(アボカド;370日目)

葉っぱは枯れ落ちていますが、こんな見た目ながらも茎はしっかりとしているのです!
筋の通った考えや思想は腐らず、いつか芽生えの時期がくるものです。

負けないように枯れないように。
いつか笑って咲く花になろう。
ガンバレ!受験生!!

それゆけ信愛アンバサダーズ! 山本茂樹

本日9月8日(土)は、信愛のプレテストが行われました。
中学3年生、小学6年生、5年生のみなさんが受験をされたわけです。

ところで、みなさんのご案内やお見送りをしていた信愛生がいたことにお気づきになりましたでしょうか?
彼女たちは、信愛アンバサダーズと呼ばれています。この2学期から、クラブ的な位置づけとなり、常設し、プレテストのような行事のお手伝いはもちろんのこと、パンフレットや動画等の作成を企画してもらっております。テレビ和歌山で「私学紹介」の番組が流れますが、これにもアンバサダーズに出演してもらおうと思っております。
つまり、信愛アンバサダーズとは、信愛の広報大使、ということになります。

この活動を提案したときの生徒たちの反応はとてもよく、50名ほどの生徒が名乗りをあげてくれました。積極的・社交的な生徒もいれば、おとなしく控えめな生徒もいます。しかし、チームになって作成計画などを練っているときは、本当にみんな生き生きとしており、楽しそうにしています。

生徒のみんなの成長の糧にもなるこのアンバサダーズの活動を、これからもご注目ください!

皆さん 大丈夫でしたか?         若野 真希

今回の台風21号で被害に遭われた方、また北海道の地震で被災された方、身近な方で連絡がつかない方もいらっしゃるのではないでしょうか。心からお見舞い申し上げます。
今回の台風で、警報が出たり、交通機関の不通等で本校は3日も休校になりました。こんなことは初めてでした。阪神大震災の時も確か、地震当日は休校でしたが、3日も休校ではありませんでした。
私の家はというと、新聞受けのふたが飛んだくらいでした。停電も1日半位で断水もなくまだ恵まれている方だと思います。
今日、久々の登校で、クラス全員の元気な顔を見ることができて、心からほっとしてうれしかったです。
「停電した人?」と尋ねたところクラスの大半の人が手を上げ、「断水した人?」と聞いたところ結構な人が手を上げました。
まだ停電や断水が続いていたり、いったん電気が通ったのにまた停電している人もいて、さぞかし不便な生活を強いられているのだろうと想像します。
信号が曲がっていたり、電柱が折れてしまったり、瓦や屋根が飛んでしまったり、相当広域で甚大な被害が出ています。
まずは命、怪我もなくて、まだよしとしないと。と思っています。

また、北海道も心配です。
遠くで災害が起こると、そこに住んでいる卒業生たちのことを思います。
北海道・広島・熊本・鳥取・茨城など、大きい災害が起こるたび、そこの県の大学に進学した卒業生は一人暮らしをしながら心細い思いをしているのではないかと心配します。
今回の地震も、被害が北海道全域に渡っているようですから北海道に進学した卒業生たち、大丈夫でしょうか?
まだまだ停電していてホント大変ですね。まだまだこのサイトを見ることもできないでしょうが、何か信愛でできることがあるかもしれません。
友達でもいいですから、連絡をくれたら嬉しいです。

さて、明日は信愛プレテストです。
多分、雨模様ですが、受験予定の皆さん、落ち着いて頑張って下さいね。
もしかして停電したり、断水したりいているお宅もあ+るかもしれませんね。
何か困ったことがあったら、信愛の先生に相談して下さい。
電気や水を引くことはできませんが、受験するのに困ったことがあれば相談してみて下さいね。

U.S.A 南 正人

 DA PUMPのUSAが爆発的にヒットしているのは君達の方が詳しいでしょう。
僕もこれを聴いて、「良い曲だなぁ」と思いました。サビの♪C’mon, baby アメリカ……♪のメロディーはとってもノリが良いし、そのダンスもシンプルで力強い。だから、君達にウケるのもわかる気がした。ただ、その歌詞にちょっと違和感を持ってしまったのです。
 というのも、後半部分の歌詞はともかく、前半部分は、「アメリカに憧れていた」というものです。しかも、「リーゼントヘア真似した」「FM聴いてた渚」「ツイスト踊ったフロア」「ミラーボールに恋した」「仲間の中古のオープンカー」などは、まさに僕が高校生だった頃の、つまりもう40年近くも前のアメリカと日本の「リレイションシップ」で、こんな古臭い感覚が、どうして今の、アメリカ音楽にもアメリカ映画にも見向きもしない君達にウケたのか、ちっともわからなかった。
 もしかすると、君達にとって、歌詞なんてどうでもいいのかもしれない。でも、それではちょっともったいない気がする。

 ところで、僕が最近読んだ「日本史の内幕」という本の中に、江戸時代の日本はすごかったという部分があって、1700年(元禄時代)、日本人は、世界の人口の5%も占めていた。つまり、世界中の20人に1人が日本人だったということです。(ちなみに2000年は2%、2100年には0.75%の予想)。また、1820年(ペリー来航は1853年)の日本のGDPはアメリカの1.75倍もあった。だから、この頃にアメリカから武器や軍艦を買いまくっていたら、ペリーがやってきても軍事的に圧倒的優位に立てていたのです。そして、もしそんなことが起きていたら、DA PUMPのUSAのような歌詞は生まれなかったんじゃないだろうか、などと思ってしまいました。

 まぁ、そんなことはともかく、もし君達がふと耳にした曲を「良い歌だなぁ」なんて思うことがあって、もしその歌に歌詞が付いていたら、どうかその歌詞にも注目してほしい。最近はネットで簡単に歌詞を検索できるのだから、リズムやメロディーやダンスの世界だけでなく、言葉の世界も楽しんでほしい。そうすればきっと、今よりもその曲を何倍も何十倍も愉しむことができるようになると思うから……。