月別アーカイブ: 2017年2月

UME-1グランプリに参加してきました

高1担任の木村です。

2月11日(土)・12日(日)の2日間、みなべ町で開催された「UME-1グランプリ」に本校の高1生3名とともに参加してきました。詳細は本校HPの「スーパーグローバルハイスクール」のところをクリックしてご覧ください。

今年で2回目となるこの大会、昨年の経験を活かして見事に敢闘賞を獲得しました!自分たちが考えた梅料理を作り、販売するという経験はとても貴重なもので、本当に良い機会を与えていただいたなあと感謝しています。

ところで、この大会では同時に「梅の種飛ばし大会」なるものが行われていまして、聞いたところでは優勝者は軽く20mを超えるとか...つまり、小学校のプールの端から端まで、信愛の黒板でいうと横に3枚分(笑)も飛ばすとのこと。世の中すごい人たちはまだまだいますね。地元名産の梅を使って町おこしというイベント、今後もさらに盛り上がっていくように私たちも協力していきたいと思いました。よーし、来年に向けて種飛ばしの特訓だ!

もうすぐ合唱コンクール     遠藤 克彦

中学校の話になりますが、今週の16日木曜日に合唱コンクールが行われます。中学の各クラスともに音楽の時間、放課後の時間を使って練習にいそしんでいます。今年から、課題曲と自由曲が審査の対象になるという新しい試みが始まります。審査の方にどのように影響するのか楽しみです。ただ、残念なことに昨日、月曜日から中学3年生の2クラスで学級閉鎖になりました。3年生は今年で最後の合唱ということで、気合も入っていたことだと思います。なんとか、全員が参加できるように祈っています。

今尊敬できる誰か「テリーザ・メイ」 森田亮治

テリーザ・メイは去年6月の国民投票で英国が「EU(欧州連合)離脱」を決定したのを機に首相に就任した人物です。

「EU離脱か残留か」全国民の意見が大きく分かれる中「離脱」が決定されると、離脱運動を推進した政治家達は途端に表舞台から姿を消しました。結果として「残留派」だったにも関わらずテリーザが首相に就くことになりました。しかし、それ以後のテリーザは「英国のEU離脱を遂行する」と言明し、現在EU離脱に向けて懸命に活動しています。

もし自分なら「私は離脱に反対だったから離脱に協力なんてする気なんて無い」とそっぽを向いてしまうところですが、彼女は「EU離脱決定」の事実を受け止めて前向きな姿勢で現在の問題に取り組んでいます。

私は、彼女のように「反対だったこと」でも一度決まると懸命に取り組める人は尊敬できる人だと思います。彼女はよほど英国を愛し、民主主義を重んじているのだと思います。選挙で自分の嫌いな人物が大統領になったからといって街中で暴れる人も居れば、テリーザのような人もこの世界には居るのです。

高山右近列福式 山本茂樹

すでにニュース等でご存じの方も多いと思いますが、昨日、大阪城ホールにおきまして高山右近の列福式が行われました。何と、ローマ法王庁から列聖省長官を務めるアンジェロ=アマート枢機卿が来られ、司式してくださいました。聖人に列せられる列聖とは違い、福者に列せられる列福であるため、格式では聖人には劣りますが、それでも高山右近の列聖に向けての第一歩が刻まれたのです。

式典には、高山右近ゆかりのフィリピンからの司教様や信者の方々を始め、カトリック信者が比較的多い韓国やベトナム、カンボジアなどからも大勢の方が集まってくださいました。まさにアジアにおけるカトリックのサミットという形を呈していたと思います。

 

さて、高山右近とはそもそも何者なのでしょうか。

高山右近は日本でも最も有名なキリシタン大名の一人です。禄こそ最高で6万石ということで、大名としては小さな存在でしかありませんでしたが、戦国の社会に与えた影響は決して小さなものではありませんでした。黒田官兵衛や蒲生氏郷、細川ガラシャなども彼の影響でキリシタンとなっています。また、茶人としても優れており、利休七哲の一人にも数えられます。さらに、織田信長や豊臣秀吉からもしばしば顕彰され、武勇だけでなく人格も高く評価されていました。

いったい彼のどういうところがそれほど多くの人々の心を引きつけたのでしょうか。それは、「無私」という一言につきると思います。

高山右近が織田信長の陪臣で高槻城主であったとき、直接の主君にあたる荒木村重が信長に対して反逆しました。信長は激怒し、右近が村重に荷担すれば宣教師たちを虐殺するとまで伝えてきました。このとき右近のとった行動は、常人には理解しがたいものでした。何と、粗末な衣一つで信長の前に出頭し、死を請うたのです。交通の要衝であった高槻城主右近が村重についていれば、信長の畿内制覇は根底から揺らぎかねませんでした。信長は喜んで右近を許し、引き続き高槻城を任せます。そして、右近自身は信長の直臣となったのでした。

また、右近は教会の建設などには自ら率先して資材を運ぶなど、およそ大名らしからぬ労働をもやったと伝わっています。彼の居た所にはつねに、キリスト教の共同体が建設されました。豊臣秀吉がバテレン追放令を出した後、黒田官兵衛などがキリスト教信仰を捨てるなかで、右近は逆に大名としての地位と領地を捨てています。

これらの行動から、彼の「無私」という行動指針が見受けられるのではないでしょうか。最後も、幕府の追放令に従容と従い、フィリピンへの追放を受け入れます。当時の日本人にとって瘴癘の地であったフィリピンに追放されることは、非常に厳しい決断だったと思われます。しかし、「無私」の心である右近は、自分のフィリピンでの建康や生活のことよりも、日本におけるキリスト教信仰の灯火に思いを馳せていたように思います。

 

話を列福式にもどします。1万人もの方々が、3時間にも及ぶ式典に参加するというのは、ものすごく大変なことだと思います。海外から参加される方は、準備や移動時間も含めると数日間もの時間を費やしているのです。そして、我が和歌山信愛中学校・高等学校からも、中学校1年生から高校2年生まで合わせて77名の生徒が聖歌隊として参加させていただきました。早朝の6時過ぎに集合した生徒もいます。練習も、お昼休みのお弁当を食べる時間をけずって、3カ月以上続けてきました。右近のために自分の時間を費やす、これこそ、「無私」の心ではないでしょうか。

個人主義が発達した現代では、ついつい「私」を優先させる人が増えています。ネットなどでは「私」の価値観をおしつけ、他人に対する攻撃が繰り返されます。アメリカやイギリスなどでも、「私」の国が第一であるとする大衆迎合的な民主主義が台頭しています。しかし、「無私」をつらぬいた右近がこの現代において列福されたということは、我々の生き方を改めて考えさせてくれるように思います。

節分 山本 哲耶

私は週に1回、金曜日に和歌山信愛附属幼稚園で総合体育という授業を1コマ担当させてもらっています。

先週2月3日(金)は節分の日ということで、豆まきを行いました。

実物の豆ではなく、ソフトテニスボールを豆に見立てて投げるという内容にしました。

もちろん鬼は私。

全身真っ赤なジャージに身を包み鬼のお面をつけ、赤鬼になりきってグラウンドを走り回りました。

「鬼はー外ー!福はー内ー!」

元気な掛け声とともに力いっぱいボールを、頭やお尻にぶつけられました。

園児さんの力といえど鋭いボールを何度も何度も投げつけられるので、必死になって逃げまわっていました。

豆まきには、鬼に豆をぶつけることにより邪気を払い、「無病息災」を願うという意味合いがあるそうです。

受験真っ只中の高校3年生にとって体調管理はとても大切。

和歌山市ではインフルエンザの発生状況が警報基準値を上回っているという怖い情報を聞きます。

一生懸命頑張って高めてきた力を全て受験にぶつけることができるよう、皆さんの無病息災を切に願っています。

頑張れー!

小論文入試  岡本真由美

センター試験を受け、国公立大学の出願を終えた受験生は、志望校の赤本を片手に過去問に取り組む姿が定番になってきましたね。定番と言えば、最近の入試には小論文を課す大学や専門学校が増えてきました。新たな入試科目の定番となってきたようです。

国語科の教員として、小論文の添削をすることが多いのですが、「これって国語力だけじゃないよな~?」と思うこと多々。もちろん、文章の構成や語彙、言い回しなど、国語的な知識は絶対に必要です。しかし、文章を書くということは、その人の頭の中をそのまま映し出しているのではないか、と思います。「どんな知識を持っているのか」「どんな思考をするのか」等。そもそも「どんな人間なのか」を問われているのかもしれません。普段から物事をたくさんの視点から見ること、世の中の動きに敏感であること、自分をしっかり見つめること、そういうことが求められているのが小論文なのでは?と思うようになってきました。

もちろん大学によって色々な出題傾向があるので、一概に全ての小論文がそうだとは言えません。でも、高2以下のみなさんは、普段から視野を広く、様々なこと(自分の進みたい分野のことは特に!)に興味を持ち、「考える」ことを習慣化してほしいなと思います。書くテクニックは後からいくらでも身につきます。書く内容をしっかりと蓄えてほしいです。文章を書く機会があったときは、ぜひ真剣に取り組んでみて下さい。そして、国語以外の教科をしっかり勉強して下さい。家庭や宗教など、受験科目じゃないし~とか思っていると、こういう科目が小論文の中で大切になるんですよ!!
高3の受験生のみなさんは、どんどん考えてどんどん書きましょう。どんどん添削しますよ-!一緒にがんばりましょう!!

本当は

高校3年生の担任をしている小西です。科目は英語を教えています。

本当は土曜日に百人一筆を書くことになっていたのですが、ネタが思い浮かばない→他の仕事を先にやろう!→忘れて帰る→思い出してあわあわする(今ここ)となってしまいました。申し訳ありません。

さて、なぜネタがないのかというと、毎年この時期になると過去問の添削に追われ、さながら英語一科目で受験する生徒のごとく、赤本を読んでいるからです。面白かった過去問のダイジェストでも載せようかとも思ったのですが、ひかれるだけだと思うのでやめました。笑

高3の添削となると結構時間がかかるのですが、この3年間ずっと高3を教えてきて、嫌いじゃないなと思います。センター試験と国公立の出願を終え、思うところは色々あるだろうけど、それらを受け止めて高3の子たちは前に進もうとしている。そして、全力で合格を掴みに行くのをサポートできるのは冥利に尽きるなと思います。

卒業まであと少し。最後まで一緒に頑張りましょう。

勉強するってたのしい!

こんにちは。理科で高3担任の岡田です。
センター試験も終わり,生徒たちは二次試験に向けて各々必要な科目の勉強に勤しんでいます。

さて,私もそんな生徒たちに対応すべく,日々勉強をしているわけですが,
二次試験問題ともなるとひとひねりもふたひねりもした問題が多くなってきます。
しかし考えてもよく分からない,教科書に載っていることだけでは納得できないことがたくさんあります。

たいてい高校化学の教科書には「AとBを混ぜたらCができます!ドヤァ♪(´ε` )」と載っているのですが,それでは理学部卒の私は納得できない!
だって私が知りたいのは「なぜAとBを混ぜたらCができるのか!」「この化合物のどこがどう反応するからここが変換されるのか!」
「というかこの公式はどこから出てきたのか!」というところ。そんなことばかりが気になります。
(理学部の研究は教科書に載っていない新しいことを見つけるのが仕事ですから・・・。反応の仕組みを考える癖がついてしまいました。)

そんなこんなでベテランのO先生に意見を求めに行くことがよくあるのですが,議論をしているといろんな発見があります。
「あ,なるほど別の単元のあれと関連してるんか」「なるほどそういう考え方(教え方)もあるんですね!」
「先生,大学の教科書にこんなん載ってましたけど,これ使ったら高校化学のあの問題も解決できません!?」などなど。

その勉強のなんと楽しいこと!今まで一人では気づかなかったことが二人寄るといろんな考え方やモノの見方があって,
ある一つの問題の解を出すために始めたはずが,気づけば別の問題も解決している!ワクワクしながら勉強しています。

学生のみなさん。高校では「これまでの偉人が導き出したことを知る」練習をしますが,
大学では「解のない問題を見つけ,その答えを自分で導き出す」ことに重点をおきます。
すごく楽しくてワクワクすることがたくさんあります。そのために,今できることをしっかりとやりましょう。

高校3年生!がんばれ!応援してるよ!!

世界にひとつだけの卒業アルバム  福山由貴子

昨年の年末、実家に帰省したところ学生時代に使っていた私の勉強机にあったものが1つの段ボールに整理されていました。

その段ボールの中には、小中学校のときの文集やアルバムなどが入っていました。その中で世界にひとつだけの卒業アルバムとは小学校のときのものです。なぜ卒業アルバムが世界にひとつだけなのかというと、私の通っていた小学校は一学年1クラスの小さな学校で、私のクラスメイトは25人ほどだったので、卒業アルバムは大きなフォトブックに自分の選んだ写真を切り貼りして、マジックペンでコメントを書いた、一人ひとりオリジナルの卒業アルバムだったからです。

来月には卒業を迎える3年生はどんな卒業アルバムをもらえるのか楽しみですね。

磁石の力  大谷 真以子

「透明とふ言葉覚へし孫の言ふ 風と涙と磁石の力」

先月大好きだった祖母が亡くなりました。92歳でした。
2年前に和歌山に帰ってきてからは2、3週間に1度、祖母の暮らす老人ホームまで行き、甘いものを食べながらおしゃべりし、携帯のアプリ(最近は「SNOW」がブームでした!)で遊んだり、祖母の作った短歌について話したり(短歌は祖母の生涯の趣味でした)するのが習慣になっていました。ホームから帰る時にはいつもハグをしたのですが、祖母は毎回照れながら私の背中に手を回して応えてくれました。そして私の車が見えなくなるまで、部屋の窓から見送ってくれたものでした。
お正月に一緒にテレビで箱根駅伝を走る早稲田大学を応援して数日後、急に具合が悪くなりそのまま亡くなりました。まだまだ話したいことや聞いておきたいこと、もらいたいアドバイスがたくさんあったので本当に残念です。「もう会えない」という実感はまだわきませんが、先日祖母がここ数年の間に作った短歌を読んでいて寂しさがこみあげました。私の読めない漢字や聞いたことのない表現がたくさん使われていましたが、その短歌を詠んだ時々の祖母の気持ちが伝わってきました。祖母がいなくなった今でも、短歌という形で祖母の思いが残されいて、それに触れることができることは幸せだなとしみじみ思いました。
冒頭の歌は、子供の頃、祖母と話していた時の私の様子を歌にしてくれたもので、私の大好きな歌です。ここまでずっと私の成長を見守り応援してくれた祖母に感謝の気持ちでいっぱいです。

高3の担任をしていたこの1年は、受験の話をすることも多く、祖母もいつも生徒たちのことを気にかけてくれていました。今日は国公立大学の出願締め切り日です。後期日程まであと1か月と少し。3年生の皆が最後の最後まで自分を信じてやり抜くことができるよう応援しています!