伝統を引き継ぐ者 平井拓真

 普段私は電車、バスで通勤していますが、今日は卒業した高校3年生の分だけ車両がすいているような感じがしました。
 昨日、厳粛で盛大な高校の卒業式が行われました。在校生からの送辞、卒業生からの答辞、様々な方からのお祝いのお言葉、述べられた言葉一つ一つにその「思い」を深く感じることができました。今までのことが走馬灯のようによぎり、万感の思いが涙になって表れた卒業生を多く見たように思います。
 その高校3年生が去り、最高学年となった高校2年生。今朝、朝礼で教室に入ると、来週からの学年末考査に向けて静かに勉学に励む姿が目に入ってきました。昨日までと様子が変わったわけでもなく、ただ黙々と。
 しかし、これが引き継ぐ者としてあるべき姿なのだと思いました。夢や目標を実現させるために、目の前のやるべきことを前向きに一生懸命に取り組む。その姿にお互いが励まされながら、一つになって前に進む。このような日々が成長を促すのだろうと思います。この道を歩んで巣立っていったこれまでの卒業生のように。信愛にはこのような伝統があります。
 2年生は卒業まであと1年です。決して平たんな道を歩むわけではないでしょうが、必死に頑張りぬいてほしいと思います。まずは学年末考査から。健闘をお祈りします。