月別アーカイブ: 2018年2月

【探究発展Ⅰ】オリエンテーションをおこないました。

高校1年生の生徒が、これから2年生の12月まで取り組む【探究発展Ⅰ】のオリエンテーションに参加しました。

【探究発展Ⅰ】では「女性の社会進出に関わる諸問題の研究」に取り組みます。女性の生き方は多様化し、制度の面ではさまざまな対策がとられるようになりましたが、意識の面ではまだまだ固定観念が残ります。そのような社会にこれから出ていく生徒たちに「誰かがなんとかしてくれるのを待つ」のではなく「自分がなんとかする」と考えられる女性へと成長してほしいという願いをこめた研究プログラムです。

これから様々な有識者の方のお話を聞いたり、自らフィールドワークに出かけたりして、見聞を広めていってもらいます。自分自身が近い将来必ず直面する問題という意識をもって、主体的に取り組んでほしいと思います。

GACがMY PROJECT AWARD 2017 関西大会に出場しました

2月18日(日)大阪梅田の関西大学梅田キャンパスで行われたカタリバ主催、文部科学省後援の「第5回 全国高校生 MY PROJECT AWARD 2017 (通称、マイプロ)関西大会」に本学のGAC(Global Activity Club)が参加しました。

 

 

今回、GACはカンボジアの子供たちに教育支援活動を行っている本学のシスターをサポートする活動を「マイプロジェクト」とし、書類審査をクリアして関西大会へと駒を進めました。
実は2年前の第3回のマイプロ全国大会で本学の生徒が学校部門3位となり、非常に貴重な体験をしてきたため、生徒たちは「私たちも…」と意気込み、全国大会への出場を目指し、10分間のプレゼンの準備を直前まで重ねていました。

しかし、残念ながら、結果は予選敗退…
プロジェクトの内容そのものは他の高校生のプロジェクトと比べても遜色はなかったのですが、違いはそのプロジェクトが自分のものであるかという「マイプロ」の「MY」の部分の差でした。

GACはクラブが発足して3年目。最初にシスターの活動をサポートしたいという熱い思いでこのクラブを作った1期生はすでに卒業しており、現在は3期生が活動の中心となっています。本人たちにその自覚はありませんでしたが、現在の活動は、「先輩の活動」の継続であり、「自分たちの活動」となっていなかったという現実を、審査員の方々のお言葉や、他の高校生の「熱さ」で気付かされたようです。評価をしていただいて、今後の活動の起爆剤としたいというこちらの目論見は外れましたが、生徒たちは目には見えない、本当にいい学びをさせていただいたと思います。
引率していた私自身も大きな刺激を受けましたが、参加した生徒たちは本当によい表情をしており、このような学びを経て、生徒たちは成長していくのだなあとしみじみと感じました。
このような学びを届けていただいた「マイプロ」には本当に感謝です。

GACはこれまでの学校のクラブ活動の枠に留まらず、新たなことに今後も様々なことにチャレンジしていくつもりです。
現在高校1年生の部員がすこし少ないこともあり、もしこのような答えのない課題にチャレンジする活動に興味を感じてくれる人がいれば、中学、高校関係なく新入部員を募集しています。
また春から信愛に入学する皆さんもぜひぜひ入部をお待ちしています。

カンボジア研修報告会をおこないました

少し遅くなりましたが、本日(2月15日)中1から高2までの全校生徒を対象に、カンボジア研修報告会をおこないました。残念ながら1名がインフルエンザで欠席し、4名での報告になりました。

短い時間でしたが、彼女たちは自分たちが学んだことを思い思いの言葉でしっかり報告してくれました。

カンボジアで教育活動を行うシスターやその幼稚園に通う子供たちのこと、カンボジアと日本の違いといった点にももちろん触れられましたが、彼女たちの心に残ったのはカンボジアで活躍している日本の方々との交流だったようです。
「AMAZING CAMBODIA」の渡辺さん、「KURATA PEPPER」の倉田さん、「SANCHA」の奥田さん、JICAで働く眞野さん、「CANDY ANGKOR」の西さんの言葉は深く心に刻まれ、多様性について学ぶだけではなく、これから自分の進路を具体的に決めていく彼女たちにとって勇気づけられる要素も大きかったと思います。

また、これらの体験から、「感謝すること」「積極的に動くこと」「日々の学習」の大切さに気付き、様々なことに前向きに取り組むことの大切さについて熱く語ってくれたのも私たちにとってうれしいことでした。

カンボジア研修も3年目も迎えました。活動内容もどんどん進化していきます。ですので、来年度もたくさんの応募があることを期待しています。

 

 

第5回高校生「国際問題を考える日」に参加しました

2月3日、兵庫県教育委員会、大阪大学、WHO神戸センター主催の「国際問題を考える日」のイベントに、本学の高校2年生6名、高校1年生3名が参加しました。

午前中は基調講演としてWHO神戸センター上級顧問官、野﨑慎仁郎様による「2050年の世界と日本~世界がうらやむ幸福社会」。その後は「2050年の世界と日本」をテーマに兵庫県の高校生の代表4名がパネリストとして登壇したパネルディスカッションが行われました。
2050年というのはSGHアソシエイトの活動でも紹介したことがありますが、一般的な予測では日本の人口は減少を続け、GDPは現在の世界第3位から8位に。また、少子高齢化の進行により、高齢者は人口の4割にも及ぶなどかなり悲観的なものになっています。
しかし、講演では、サザエさんの波平さんが50代であることを例にあげながら、現代の高齢者は非常に元気であることを踏まえ、他国よりも先駆けて高齢化社会を迎えたことを逆手にとって、高齢化を克服する一つのモデル国家となるべきだというお話をいただきました。

また、パネルディスカッションでは、同じ高校生が2050年を見据え、社会はどのように変化し、自らはどのように生きていきたいかなどについて堂々と発言しており、参加生徒たちは大きな刺激を受けたようです。

昼食後は、参加生徒によるポスターセッションが行われました。英語でポスターを作り、英語で発表、質問も英語で行うなどの学校もあり、圧倒される部分もありましたが、

【英語で表記されている葺合高校のポスター】

「国際問題を考える日」というテーマを踏まえ、本校からはカンボジアへの教育支援活動に取り組むGACのメンバーが参加していたため、自分たちの活動についてしっかり発表することができました。

しかし、このような機会でよく思うことですが、本学の生徒たちの他校の生徒の研究発表に対して敬意を払い、その探究活動がさらによくなるようにという視点を持って、質問したり、アドバイスシートがいっぱいになるほど記入しようとする姿勢には本当に感心させられます。

今回のイベントでは、きっとすばらしい才能を持っている高校生たちなのだろうとは思いますが、他者の研究発表の弱い所を指摘してやろうというような尖った言動が散見されたり、発表のアドバイスシートでもこれをもらった人はどう思うだろうかというような無関心なものがあったりして、少し残念に感じた場面もあったため、信愛生のこのような特性は言語や文化、宗教などを越えた本当の意味での「協働」につながる素質として改めて大切にすべきだと強く感じました。