月別アーカイブ: 2019年2月

高校2年生がSGHオンライン発表会をおこないました

本日高校2年生がSGH「女性の社会進出に関わる諸問題の研究」オンライン発表会をおこないました。昨年の8月に高校2年生の3名の生徒が東京フィールドワークに参加し、そのときに勉強したことを研究活動のなかに取り込んで、12月の最終発表会で披露したのですが、今回のオンライン発表会はその内容を、フィールドワークの受け入れをしてくださった株式会社キャリア・マム様、カルビー株式会社様、株式会社ブリヂストン様、オイシックス・ラ・大地株式会社様に視聴していただくというもので、その他本校の教育活動にご尽力をいただいている皆様にもご参加いただきました。

練習時間も十分とれず、Web上の会議アプリに接続するのも時間がかかってしまったのですが、なんとか無事におこなうことができました。

7つの班が発表を行ったのですが、例えば同じ「待機児童問題」を扱うにしても「学生ベビーシッター」「高齢者による保育支援」「こども園を増やす」などさまざまなアプローチの提案があり、七種七様の発表内容になっていました。

ご参加いただいた皆様からも「高校生の段階でこれだけのことを考えられるのはすばらしい」というご講評をいただくとともに「女性だけが頑張りすぎない世の中に」「お母さんだけの問題にしないことが大切」というご意見もいただきました。

今の世の中の流れは「女性にも働き続けてほしい。ただそれに伴う問題は女性自身で解決してください」となっています。昨今話題になっている「子連れ出勤」はその最たる例だと思います。もちろん女性も頑張らなければいけませんが、それでは共生社会ではなくなってしまいます。男性にも考え方や意識を変えてもらわないと、本当の男女平等社会を作ることができません。

今回実際に子育てと仕事を両立している方々からご意見をいただくことができたからこそ、気付くことができた視点だと思います。

現高校2年生の「女性の社会進出に関わる諸問題の研究」は一旦これで終わりますが、今回学んだことを次の高校2年生に引き継いで、さらに研究活動を充実させてほしいと思います。

お世話になった皆様、本当にありがとうございました。

第6回高校生「国際問題を考える日」に参加しました。

2月11日(月)神戸ファッションマートにおいて、兵庫県教育委員会、大阪大学、WHO神戸センターの主催で行われた高校生「国際問題を考える日」に参加してきました。


午前中は基調講演として大阪大学の副学長栗本英世先生による「MDGsからSDGsへ『だれひとり取り残さない』持続的開発のための世界的取り組みの目的と課題」と「SDGsの実現に向けて」というテーマで兵庫県の代表高校生によるパネルディスカッション。
午後は全部で100以上ものポスターが貼られた中でのポスターセッションと盛りだくさんの内容でした。

特に栗本先生の基調講演では、2015年9月に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」として記載された2016年から2030年までの国際目標で、持続可能な世界を実現するために17のゴールと169のターゲットから構成された、途上国だけでなく先進国自身も取り組む普遍的なものである「SDGs」は一見するとすばらしい取り組みであると盲目的に信じてしまいがちだが、「地球上のだれひとりとして取り残さない」という言葉も違う角度から見ることで「SDGs」の課題が見えるという非常に貴重なお話でした。テーマは「SDGs」でしたが、物事を多面的に見ることの大切さを改めて教えていただいたように思います。

12名の生徒を引率しましたが、うち2名が基調講演の内容に対して質問を、昼食時間には全員が他校の生徒と積極的に交流し、自分たちの発表を見に来てほしいと交渉するなど、非常に貪欲に活動する姿が見られました。おかげに2回のポスターセッションも盛況。発表の様子にはまだまだ向上の余地はありましたが、よい学びとなったと思います。

GAC(Global Activity Club)全国高校生マイプロジェクトアワード2018関西大会報告

2月10日(日)GAC(グローバルアクティビティークラブ)がカタリバ主催「全国高校生マイプロジェクトアワード2018」関西大会に参加してきました。年々規模も大きくなり、今回は50プロジェクト以上のチームが参加、今や高校生の身近な所に探究学習があることが強く感じられました。

 さて、関西大会では、学校部門で参加したチームを6チームごとに9つのブロックに分けてプレゼンするのが1次予選。その中で、1位になると2次予選に進出できます。2次予選は1次予選を通過した9チームを3つに分け、その中で1位となれば全国大会!関西大会から学校部門で全国大会に行けるのはたったの3チーム。なかなか険しい道のりです。
信愛GACチームは、Bブロックの1番最初の発表。前日の最終練習ではまだまだ物足りなさが感じられたのですが、本番では最高の出来といえる発表を見せました。昨年のアワードで、審査員の方からいただいた「あなたたちは、先輩のプロジェクトを受け継いだだけで『My』プロジェクトじゃない」というご指摘を踏まえ、常に自分たちの活動に自問自答しながら進めてきた日々がよく伝わるプレゼンを本番で行うことができました。

 残念ながら、1次予選を通過することはできませんでしたが、今年度は審査員の方から「『探究』という点においては、このブロックの中において1番深かった」というフィードバックをいただき、生徒たちは非常にうれしそうでした。それと同時に「私たちに今回足りなかったのは自分たちの活動に対する熱量」と同じブロックから2次予選に進出したチームと自分たちの差をしっかり次の課題として認識していました。「探究」のサイクルがしっかりと回っています。なお、GACメンバーにも熱量は当然ありましたが、それをしっかり表面に出すという点には差があったかもしれません。



 なお、マイプロのすばらしい所は競い合うことがメインではなく、同じようにマイプロを持ち、それに向かってひたむきに活動してきた他校の生徒と交流ができるところ。信愛生は、本気で活動する人と関わる時グッと成長します。今年度も少し離れた所から見ていても生徒たちが刺激を受けているのがよく分かりました。「今後のために…」と高1生2名も観戦者として同行していましたが、最後は自分たちから発表者のグループに混ざり込み、学びを共有してもらっていました。もっと多くの生徒にこの学びを届けたかったのですが、会場は人でいっぱい。マイプロの認知度は年々高くなっていますが、学内で得がたい学びに出会うため、今後ともチャレンジしていきたいと思っています。

高校1年生「探究発展Ⅰ」の講演会を実施しました

報告が遅くなりましたが、2月6日(水)に高校1年生が「探究発展Ⅰ~女性の社会進出に関わる諸問題の研究~」の授業の一環として、一般社団法人「女性と地域活性推進機構」代表理事堀内智子様をお招きし、お話をうかがいました。堀内様には、本学SGHアソシエイトプログラムのかなり初期の段階からお世話になっております。

 本日のお話は、生徒たちがこれから歩んでいく道のりについて堀内様の人生を例としてお話くださりながら、「女性の生き方は様々なライフイベントによって左右されること」、「キャリアプランニングにおいては想定もしない事象がある」ということをうかがいました。
 それと同時に、これからの変化のスピードがますます速くなる社会を、どのように生きていくべきかというアドバイスをいただきました。「自ら行動できる人」という目標を掲げ、60歳を越えた今もなお精力的に活動なさっている堀内様の言葉には生徒たちも大きな刺激を受けたようです。
 「探究発展Ⅰ」の本格開始は高校2年生になってからですが、この単元は、自ら課題設定するという部分で高校1年生の「探究基礎」よりも難易度をあげています。生徒たちが堀内様のお話の特にどのような部分に刺激を受け、どのように課題を設定してくるのかとても楽しみです。
 次回は3月14日(木)に別の方からもお話をうかがうことになっています。