中学進学指導

信愛では6年間をIII期に分けて指導しています。
( I ) 中1~中2
中高一貫生の場合、大学入試は6年先のことで何かピンとこないと思われますが、学習意欲というものはある日、突然わいてくるものではありません。中には、まれにふとしたきっかけで猛勉強しだしたという例もありますが、そうした幸運は一般的なものではありません。殊に女子の場合、急激に学習スタイルが変わることはめずらしく、早い時期にしっかりとした学習習慣を持つことが大切です。実はこの学習習慣の獲得が殊のほか「進路」に大きな意味を持つのです。というのも、学習習慣という言葉ほどよく知られていながら、実行するのが難しいものはありません。どの程度やったらよいか、やり方は間違っていないかというように自信が持てないのです。学習習慣はいわば学習の器です。器ができるとそこにいろいろなものを取り込めます。器作りは早ければ早いほど様々なものを吸収できるのです。信愛では先の「学習のスタイル」の章でふれたように予習、復習、確認小テストが授業と一体になっています。コツコツ学習するうちに習慣がつくのです。個人差はありますが、中1段階でおおむね学習習慣がつくようです。
( II )中3~高1
中3からは高校領域の学習になります。近年の教科書改訂で高1の学習内容が軽くなっていることもあり、進度に無理はありません。中1、2で獲得した学習の器にいろいろなものをどんどん吸収していく時期です。同時にそれぞれの生徒が、自分は、いったい何に向っているのか、単なる思い付きでなく、学習で気づいた自分の得手、不得手をふまえ、進路についてのオリエンテーションを頻繁に行ないます。有識者の講演、大学の先生による出張講義、卒業生の講演、生徒自身の職業体験、修学旅行等。また、担任教諭との度重なる面接指導によって自分自身の目指すものを確かめていく時期です。
( III )高2~高3
言うまでもなく、この時期はそれぞれの志望によって6年間の仕上げをしていく時期です。高2の後半には教科書をやり終え、演習中心の授業になります。医進コースを除く特進、学際コースは2年次の理系、文系選択を経て3年次で理系クラスと文系クラスに分かれます。国公立大学の二次対策、センター試験対策、難関私大、主要私大の対策を時間の許す限り粘り強くやっていきます。同時に志望校選択、受験校選択については生徒、保護者と繰り返し面談した上で決めていきます。3月の国公立後期日程の発表まで緊張感が続きます。

信愛の進路指導
信愛の英語教育は県下でトップレベル。高2段階で多数の英検2級合格者を出しています。 英検2級は高校卒業程度の実力ですから、その教育力は目を見張るものがあります。この力を軸に国公立、難関私立大学の文系学部への進学者が多いのは周知のとおりです。近年、女子イコール文学部という図式は大きく変化し、法学、経済、経営、社会学系の学部への進学者が急増。教育、福祉、看護、英語力を生かした国際経済など社会状況が反映された学部への進学も増加しています。 一方、近年の特徴として理系学部進学者の急増が挙げられます。いまや卒業生の30パーセントは理系です。殊に国公立大学は定員が少なく、入学後の研究環境のよさが大きな魅力。国公立大学の理系志望者を中心に流れができました。私立大学においても薬学、歯学などへの進学者の増加が目に付きます。医進コースの設置とあいまって今後、理系分野への進学者はさらに増すでしょう。

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